平日の夜、10/24(火)に《グリーンコンサート福岡 さよならコンサート「N響の精鋭メンバーによる弦楽四重奏〜名曲の夕べ〜」》へ行ってきました♪
場所は、アクロス福岡・シンフォニーホール。何度となく足を運んでいるホールですが、ステージの仕様が初めて見る姿になっていて驚きました。こんなこともできるんだー!
きっかけは、何度かお仕事をご一緒したこのあるフルートの高木華子さんが出演されるとのお知らせを見たこと。
いつもたっぷりの息遣いで自信と安定感の感じられる演奏と、華子さんご自身が何だか好きで、N響の方々との共演の晴れ舞台があると知って、即行くことを決めました。
曲目は「モーツァルト / フルート四重奏曲 第一番 ニ長調 K.285」。
私は、恥ずかしながらフルート四重奏を生で聴くのは初めてでしたのでとてもいい機会でした。
当たり前ですが、モーツァルトがモーツァルトらしくなる、というのはサクソフォンで演奏してももちろん感じますが、オリジナルの編成はやはりズルいほど正当なものを感じる。
うん、そりゃそうです。
緊張も伝わってきましたが、ご本人もSNSで述べてらしたように、華子さんらしいモーツァルトの演奏になったというのがしっくりくる感じで、リハから本番に至るまで、貴重な時間を過ごされていることに、じわり。
素敵な時間をありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています♪
そして初めて聴かせていただくことになった宮谷理香さんのピアノは、特に2部で演奏されたショパンのコンチェルトの存在感はすごかったです。
1部のヴァイオリンとのデュオの際とは全く違った弾き方で、どちらも、なるほどーと思いました。
また、今回の演奏会で私が耳を傾けざるを得なかったのはヴィオラの横溝耕一さんの演奏でした。そしてチェロの宮坂拡志さん。
きっちりした骨組みの中で、自由度があり、歌心のある旋律を聴かせていただいたヴィオラ。
ここぞの場面での演奏構想を見せていただいた、かっこいいチェロの姿。
演奏力とはこういうことだなと思いました。
揺るぎないヴァイオリンの演奏と、内声外声ともに素晴らしい演奏を聴かせていただきました。行ってよかったです。
それでは今回はこの辺で。
今月から来月にかけては、この一年の中でも一番演奏会に伺うことになりそうですので、またわたし視点の感想を書きたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次号でお会いしましょう!
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